頑張らないエフェクト背景の話
ネタがなくてもブログの順番は回ってくる
こんにちは。デザイナーのTです。
今回はAfterEffectsの初期プラグインだけで出来る
頑張らない(重要)エフェクト背景の話をしようかと思います。
使うのはみんな大好きお馴染みのフラクタルノイズ。
CS6だと【エフェクト】→【ノイズ&グレイン】のところにあります。
(1)
まずはフラクタルノイズ素材を作ります。
新規平面にフラクタルノイズを適用し、適当に数値を弄ります。適当です。
展開と乱気流のオフセットにキーフレームを打って動きをつけました。
こんな感じです。
適当にflnというコンポ名をつけました。
Fractal noiseと打つのがめんどくさくて横着をした結果です。
(2)
出来上がったflnコンポを新規コンポに配置。
【CC Cylinder】を適用します。
CS6だと【エフェクト】→【遠近】のところにあります。
コンポ内にカメラを配置してCC Cylinderの値を変更。
CC Vector Blurやコロラマで調整すると
こんな感じになります。
今回は初期プラグインだけで、という体なのでコロラマを使ってみましたが
Trapcodeのshineを使うときれいに色がつくので好きです。
(1)と同じ要領で
スケール幅と高さ、乱気流のオフセットの値を変えたものをいくつか用意していきます。
乱気流のオフセットの値によって流れる速さや向きが変わります。ポイント。
それぞれをコンポに配置し、同様にCC Cylinderを適用、色を調整したりしていくと
だいぶ豪華になりました。
中央部分にマスクで黒を乗せたり(レイヤー2)
背景に微妙にグラデーションをかけたり(レイヤー7)しています。
フラクタルノイズの白部分が徐々に消えていくようにキーフレームを打って(1)を作れば
弾けエフェクトの要素の一部としても使えるかもしれません。
以上、頑張らないエフェクト背景の話でした。