2022-02-24
破砕物の破片のサイズについて
![破砕物の破片のサイズについて](https://torisan-net.com/wp/wp-content/uploads/2022/12/b1-1.png)
こんにちは。デザイナーのKです。
今回はHoudiniを使い、破砕物の破片サイズを調整する方法に関しての内容です。
Houdiniでは簡単に破片のサイズを変えられるので試してみました。
まず単純なboxを用意してvoronoiを使い分割します。
![](https://torisan-net.com/wp/wp-content/uploads/2022/02/b1.png)
これを吹き飛ばしてみると破片のサイズがほぼ一定なのであまり良い見た目になりません。
voronoiで分割する時に細かくしたい場所にScatterのポイントを集めてサイズを変更する方法もあります。
しかし破片の大きい場所と小さい場所が偏ってしまいます。
![](https://torisan-net.com/wp/wp-content/uploads/2022/02/b5-1024x441.png)
それで今回はwrangleを使いランダムにサイズを変更する方法を試してみました。
分割までのノード全体図は下記のようになっています。
一度分割した破片をパック化してpscaleでランダムなサイズのアトリビュートを作成して、そのポイントに分割した破片をコピーしています。
![](https://torisan-net.com/wp/wp-content/uploads/2022/02/b4.png)
wrangleを使えばグラフを使ってサイズを見ながら調整できるので便利です。
また一つの破片だけを大きくしたいと思っても対応できます。
![](https://torisan-net.com/wp/wp-content/uploads/2022/02/image-1024x965.png)
破片のサイズにランダムを付けて飛び散っている方がメリハリがきいて見た目が良くなりました。
Houdiniではwrangleを覚えたら他のソフトでは難しいことが簡単にできるようになるので引き続き勉強していきたいと思います。