BLOG ブログ

2020-03-04

ゲームエフェクト作成の心得

ゲームエフェクト作成の心得

こんにちは。ゲームエフェクト好きのIです。

トリサンではゲームエフェクトを楽しみながら作っておりますが、 エフェクトと言っても入れ込む要素、シルエット、色など表現が様々で最終的な正解がないものだと思っておりますが、作成する上で私が心がけていることをお話したいと思います。

・要素の移り変わりを意識する
例えば地面に何か叩きつけた時には土煙が出ますが、煙に注目した場合最初から最後までモクモクした質感・動きではないですよね。 最初は勿論叩きつけた衝撃で濃いモクモクした煙ですが、段々拡散して薄くなり動きもふわ~っとしたものに遷移していくと思います。
この動きを意識してエフェクト作成時にはテクスチャを数種類使用して、組み合わせてあげることで説得力のある動きが作れるようになります。

・物理法則に従った動き
自然現象を表現するエフェクトで物理的な動きはかなり重要です。
飛び散る石を例にした場合、放物線をうまく描けていないものをたまに見るのですが、それだけで品質が大きく下がってしまいます。もったいないですよね。
ただ、単に綺麗な放物線を描けば良いというわけではなく石にも大小様々あるので、小さい石は遠くに飛ぶしよく回転する、大きな石はあまり飛ばず回転も少ないという風に作り分けることでより自然な動きの表現が出来てきます。

・各要素の意図を考える
エフェクトを作っていく中で要素をどんどん重ねて作り込んでいくと思いますが、各要素に役割・意味を与えてあげることが大事です。
ひとつのエフェクトの中でそれぞれに演技をしてもらう感じですかね。
この動きがほしいからこの要素にやってもらおう、違う質感が必要だから今度はこの要素にやってもらおうなど、しっかり考えてあげることで自分の中で正解が見えてくると思います。

常日頃から心がけていることを述べましたが、私自身まだまだ修行中の身ですので、もっとレベルアップしていけるようにエフェクトを作っていきたいと思います。

エフェクトをどう作れば良いのか分からない!という方に少しでも参考になればと思います。

トリサンをもっと知る