2019年2月以降のぱちんこ規制について
こんにちは、プランナーのTです。
弊社の事業内容の一つとして、「遊技機の映像制作」があります。
にも関わらず、
当ブログにて遊技機の制作について触れたケースは無かった気がしたので、
慌てて何かを書く事にしました。
社内の制作物を用いた作例の紹介等は色々と怖いので、文字ベースで完結する内容にしようと思います!
既にご存知の方々ばかりかとは思いますが
遊技機をプレイする機会が少ない、仕様面に関してライトな方向けに
今回のぱちんこ規制についての
【概要】と【実際に遊技した際の体感】(予想、願望)を書いて行きたいと思います。
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①「継続率65%規制」の撤廃
【概要】
継続率=連チャン性能とお考え頂ければ大丈夫です。
今回の規制の改正により、65%を超える継続率を持たせる事が可能になりました。
つまり、現行機と比較した場合に、平均で見るとたくさん連チャンする様になります。(理論的には…)
【実際に遊技した際の体感】
連チャンモードに入った場合、継続率が高い程に図柄が揃う(大当り)回数が増えるので
実際の出球以上に満足感を得やすいです。
バトル物の版権で良くあるパターンだと、
「自キャラが勝利=大当り」、「自キャラが敗北=連チャン終了」
という図式がフォーマット化されている節があるので、単純に自キャラの勝利を多く目にする事になると思います。
昨今のド派手な演出も相まって、ユーザーに対して強いインパクトを残せると予想してます。
(格下に負ける拳法家や、一瞬で逮捕される大泥棒を目にする機会は減るのかも…)
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②出玉規制
【概要】
大当りを引いた際、一度に得られる最大出球数が、現行機と比較して「削減」されます。
すごく乱暴な言い方をすると、連チャン性能を上げたので大当り一回毎の出球を減らして
トータルの射幸性が上がらない様にしましょう、というイメージです。
・従来の最大出球
⇒2400個
・新規則
⇒1500個
円にして幾ら…云々は触れないでおきますが、中々の削りっぷりです。
近年良く目にした、「2000なんちゃらBONUS」や「MAX2400」の様なロゴとはサヨナラです。
【実際に遊技した際の体感】
新規則機で初めてぱちんこに触れよう!という方は中々少ないと思うので、
現行機での遊技を経験しているユーザー目線で書きます。
端的にいうと、「これだけ…???」という印象が強く残ると思います。
大きな原因としては、実際に出球が減っている事よりも
大当り報知やラウンドOP等は現行機と同じテンション感で映像制作が行われると予想される為です。
こちらも①同様、映像が与える印象がいかに大きいかが実感できます。
実際に映像を制作する立場としては、いかにその物足りなさを解消する見せ方が出来るか、という所も課題になって来そうです。
ド派手な映像を求められるのは、ケースによっては見た目の豪華さの追求以外が原因の場合
(意図的に尺を取る必要がある等)もありますが、
更に小難しい話が絡んでくるので今回は割愛します。
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今回の内規改定に関して、
純粋に勝ち負けのみを追及するユーザーにはあまり興味が湧かない内容だと思いますが、
ゲーム性や見せ方の出来る事の幅はかなり広がった印象があります。
1ユーザーとしても、より面白い機種がたくさん生まれることを切に願っております…!
駆け足で色々と書いてしまいましたが、何かの参考になれば幸いです。
ではまた!