UE5のNiagaraで花火を作ってみました。
こんにちは。デザイナーのKです。
今回はNiagaraで花火のエフェクトを作ってみようと思います。
花火は色々複雑そうに感じるかもしれませんが、今回はとてもシンプルな方法なのですぐに作れると思います。
必要なエミッタはたった3つです。
・花火の下から上に上がる玉のエミッタ。
・玉に追従するエミッタ。
・上空で弾けるエミッタ。
それではまず、上空に飛んでいく玉のエミッタを作ります。
Spawn Burst Instantaneousでパーティクルの数を指定します。
Initialize Particleで寿命、色、大きさを調整します。
Add velocityで上空に上がるように速度を加えます。
Dragで速度をだんだんと抑えています。
これで1つ目のエミッタは完成です。
次に玉に追従するエミッタです。
まずプロパティの右側にある+ステージをクリックして、イベントハンドラを追加します。
イベントハンドラの+をクリックして、Receive Location Eventを追加します。
このReceive Location Eventが玉エミッタのGenerate Location Eventの情報を受け取っています。
今回は玉のエミッタのPositionとColorの情報を受け取りたいので、Applyに変更しました。
これで2つ目のエミッタは完成です。
最後に弾けるエミッタです。
Add Velocityで全方向に弾けるようにして、Curl Noise Forceで少しノイズがかかったような動きを加えて、Dragでだんだんと速度を抑えています。
そして追従するエミッタと同じようにイベントハンドラを追加します。
イベントハンドラの+をクリックして、Receive Death Eventを追加してPositionとColorの情報を受け取りたいので、Applyに変更します。
玉エミッタ消えたヵ所で弾けているエミッタが再生されます。
Niagara Systemをレベルに配置すると弾が上空に上がり、それにラインが追従して最後弾ける花火の完成です。
今回は花火の簡単な作り方でしたが、
これを調整して、煙なども追加していけばもっとクオリティの高い花火がつくれるのでぜひ試してみてください。