2023-06-26
AE作業の実際に起こった問題の解決策について
こんにちは。デザイナーのUです。
今回は遊技機で背景作成を行った際、実際に起こった問題に対して
どういう解決策を行ったかを仮の画像で説明したいと思います。
まず、背景をMayaで作成、レンダリングを行いました。
1フレームをレンダリングに約10分。
3,4カット合わせて全2134枚。
ファイル容量だけで29GBありました。
その後、コンポジット作業を行い約1週間くらい掛かりました。
個人的にクオリティも申し分なく問題ないだろうと思ったのですが
『もっと金属の質感をギラつかせたい』と修正要望が返ってきました(悲しい
質感を修正するためMayaを触って修正を始めるのですが
今からレンダリングするとスケジュールに間に合わない…さてどうするか。
複数のPCを利用してネットワークレンダリング。
レンダリング設定を1ランク落とす等いろんな方法があると思いますが
今回の場合、3Dソフトのレンダリングを諦めました。
その代わりAfterEffectsのELEMENT3Dに3Dデータを読み込み
質感を修正することでギラつかせてリッチな見た目にしました。
とりあえずスケジュール、クオリティとも事なきを得たのですが
1点問題があるとすれば
読み込み時間が結構あるくらいですね。
このように1つのツールにこだわらず頭を切り替えると想定していた時間より
早く終わることがありますので同じ境遇にあった場合に活かしてもらえればと
思います。